* ガンダム00劇場版 感想 *
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「敢えて言おう、これはガンダムではなくダブルオーの映画であると!」
そういうわけでダブルオーの映画観てきました。
実はTV版観たのもつい最近で一番熱い時に観に行きました!得してますね!
とりあえず感想を書いて行こうと思います!
この映画について一番考える所は「ELSは結局何がしたかったの?」ってことですね。
まあそこは「話がまったく通じない存在と接触したらどうする?」っていうのが今回のテーマだと思うので
分かりにくく作ったんだと思いますが。
話を素直に解釈すると、ELSは母星を失って行くところがなくなって、
地球人と対話したくて融合していたということは「さびしいから話を聞いてくれ!」って感じだったんでしょうかね。
それで刹那がようやく話を聞いてくれて、あっちも何かを理解して、友好の証に花を咲かせたと。
「世界はこんなに簡単なんだ」って言ってたのでそんな簡単な解釈でいいのかなー。
でもそこで一つひっかかるのは、ELSはあれだけ大規模に虐殺されたのに、
刹那と意思疎通しただけであっさり和解したことですね。
でもELSは地球人とは完全に違う存在なので価値観も違うだろうし、
そもそもELSはあれ一つ一つで生きてるのか、撃墜されて死んでるのかどうかもさっぱり分からないので、
そこは考えても仕方ない部分なのかなー。
・・・とまあ、地球人とELSの関係について色々考えたけど、
結局この映画・・・というかダブルオーの話全体の中心はきっと刹那とマリナなんでしょう!
地球人とELSの存亡をかけた相互理解というどでかいスケールで話が進むんだけど、
実はそれがきっかけで、最初は戦いしかなかった刹那と、対話する道を探し続けていたマリナが
お互いに歩み寄って理解することができた。
すべては刹那とマリナが理解しあうためにあったストーリーなんだと考えると、
なんだか全部まとまってすっきりします。
まあテーマについて真面目に考えるのはこのくらいにして、映画のよかったところとかつっこみどころを挙げていきましょうか!
・最初の劇中劇が別のアニメすぎて噴いた。むしろゲキガンガー。
・サジ君がどんどんイケメンになってく。
・劣悪な労働環境の隠蔽のために国のトップを暗殺とかブラック企業すぎる・・・
・ハレルヤ化の身体能力まじやばい。烈海王みたいに人を背負ったまま水の上走れる。
・笑顔で両手広げて近づいてくるリボンズもやばい。あれは対話する前に全力で逃げる。
・デカルトさん・・・公式サイトでメインキャラ扱いなのにどうして・・・(´;ω;`)
・ガデラーザをELSが取り込んでラスボスとして出てきたらよかったのにね・・・
・ティエリアいい顔をして躊躇なく自爆。スパロボに出たら間違いなく自爆要員。
・ラファエルもかっこよかったのに早期退場・・・ 結局分離ギミックが謎だった。
・ソルブレイヴス隊かっこいい。グラハムさんはやっぱり孤高のブシドーよりも隊を率いてるのが一番似合う。
・グラハムさん最高。最後に一番おいしい所持っていった。
「敢えて言おう・・・死ぬなよ」と部下に言いながら自分は「これは死ではない!人類の未来の・・・」とか無茶苦茶だよ!
だがそれがいい。
・アンドレイ君もがんばった。超がんばった。
・みんな日頃のうっぷんでもたまってるのかという勢いでELS無双。
・サバーニャもハルートも変態的な戦闘っぷりでよかった。ラファエルとクアンタはもうちょい出番を・・・(´;ω;`)
・ちっちゃいティエリアは妖精かわいい。
・フェルトがとてもヒロインしていてよかった。でも刹那の帰る場所は・・・
そんなこんなでとても楽しめた映画でした!
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